1S-08
車載カメラ画像を用いた降雨強度レベル分類とGrad-CAMによる注視点分析
○末光航大,遠藤聡志(琉球大),佐藤俊輔(ウェザーニューズ)
ウェザーニューズはユーザーから収集した現況の空画像と天気情報をもとに予報精度を上げている。そこで、我々は車載カメラから天気情報を自動的に認識・収集し、ユーザー以外からも網羅的に収集することを目指す。
ユーザーからの情報には、雨雲の発達を観測する上で重要な降雨強度が含まれている。
また、先行研究ではCNNを用いて、晴れ・曇り・雨のような大まかな分類をしているが、降雨強度のような詳細な分類は行っていない。
本研究では車載カメラ画像とアメダスの観測記録からデータセットを作り、CNNによる降雨強度レベル(小雨・中雨・大雨)の分類を試みた。また、Grad-CAMによる注視点分析を行い、判断根拠を考察した。