情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

1Q-04
2変数間に相関を持つアイテム集合を応用した分析方法の検討
○小田朱莉,嶋田 香(群馬大)
2変数間に相関関係のあるアイテム集合群を医療系データから抽出したとき、これらを応用する分析方法を検討した。公開されているデータの年齢と生死の関係に着目し、属性の組み合わせごとに生死を分けると予測される年齢を調べた。年代ごとに組み合わせを構成する属性の出現頻度に差があることが分かった。また、年齢と生死の正の相関と負の相関で出現する属性の差がはっきりと現れ、正の相関と負の相関で出現頻度が高い属性のうち対になっている特徴的な属性があることも明らかになった。以上の結果をもとにして、特徴的な属性の組み合わせの選別や予測・分類に影響を持つ属性の組み合わせを見つけ出すための応用的な分析方法の検討を行った。