1J-04
電位・電界シミュレーションのNVIDIA Ampereアーキテクチャへの最適化
○小西秀策,上嶋 明(岡山理大)
Poisson方程式を用いた電位・電界シミュレーションは,落雷の予測や半導体製品の解析などの分野で応用されている。この手法には低コストで詳細な解析データを得られるという利点がある一方で,膨大な計算量と計算時間を要するという課題が存在する。そこで本研究では,Ampereアーキテクチャ採用GPU(Graphics Processing Unit)であるNVIDIA A100を用いて電位・電界シミュレーションの高速化を図る。そして,プロファイリングに基づきGPUのアーキテクチャに合わせた最適化を行い,先行研究のプログラムと比較してどの程度性能が向上したかについて評価する。