1G-03
行政手続きのデジタル化とアバター技術 -サイバネティックアバターによる利便性の向上-
○尾上啓光(無所属),発田志音(東大)
行政手続きのデジタル化は市民のアクセス性や時間的コスト削減などの利点から、市民の利便性・効率性において重要な革新となる。
将来的には、アバター共生社会の実現によりサイバネティックアバター(CA)の導入がこれらの利点をさらに拡大する可能性がある。
本研究では現行のデジタル化の特性と行政法分野の具体的事例を踏まえながら、特に行政手続きの当事者間で直接的な対話が必要な場合など時間的・場所的制約により不利益が存在し、本人の身体性の意義が大きく画一的システム化が難しい課題に関してアバター技術等による改善を検討する。
本研究は、JSTムーンショット型研究開発事業、JPMJMS2215の支援を受けたものである。