情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7ZJ-02
ハイブリッド環境下のコラボレーションを抽出するIoTバッジを用いた話者検出に関する一検討
○藤原拓也,山口隼平(阪大),大島律子,大島 純(静岡大),藤橋卓也,猿渡俊介,渡辺 尚(阪大)
ハイブリッド協調学習とは,学習者らがハイブリッド環境下で協調 (コラボレーション) しながら問題解決に取り組むアフターコロナの時代に向けた学習形態である.
ハイブリッド協調学習の分析をサポートする一手法としてIoTバッジを用いた自動話者検出技術があげられる.
しかしながら,ハイブリッド環境下ではスピーカから流れてくる話者の声がノイズとなって正確な話者検出を妨げてしまう.
本稿では,ハイブリッド学習環境に対応するIoTバッジを用いた話者検出技術を提案することでハイブリッド環境下での高精度話者検出が実現できることを示した.