情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7ZG-01
AlphaFoldを用いた抗体配列の設計性能の検証
○植木孝史,大上雅史(東工大)
抗体設計において、CDR配列の設計は抗原との高い特異性を有する抗体を生成する中で最も重要なステップである。実験的な手法による設計は、CDRの探索範囲の広さにより費用や時間の面においてコストが高くなってしまうという問題を抱えている。近年では様々な計算的な手法が提案されており、実験的な手法に変わる効率的な抗体設計手法として開発が期待されている。本研究では、新たな抗体設計手法として、アミノ酸配列を入力として高精度に立体構造を予測するAlphaFold2を用いた抗体配列の設計性能を検証した。