情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7ZE-07
OpenPoseとセンサを用いた肘の負荷と投球動作との関係性の分析
○近藤竜也,李 嘉誠,能登正人(神奈川大)
近年,野球界では肘の怪我が問題となっている.問題解決として,肘の負荷と実際の損傷との関係性の調査や動画上で投球動作のタイミングを一致させ比較しやすくする研究が行われている.しかしながら,動作解析の分析方法が確立されていないことや手軽な環境が少ないことから,最適な投球動作を導くのは容易ではない.
本研究では,肘の怪我防止の補助を目的とし,投球動作と肘の負荷との関係性を分析するために,OpenPose及びセンサを用いて低コストかつ小規模な環境における実験手法を提案する.計測したセンサデータから見本投球動作を決め,見本投球動作とその他の投球動作を比較し類似度を求め,投球動作と肘の負荷の関係性を評価する.