情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7ZD-02
モザイクアプローチにより情報流出の危険性があるツイートの判別手法の提案
○澤田晃志,塚田晃司(和歌山大)
近年、SNSの普及に伴い様々なトラブルが起こっているが、中でもプライバシー情報の流出による個人の特定は重大である。また個人の特定は対象者が問題意識を持っていても起こりやすいトラブルでもある。
なぜなら断片的な情報でも集めることで個人特定を行えるからである。この方法をモザイクアプローチという。
本研究ではこのモザイクアプローチに着目し、モザイクアプローチに利用されるツイートの判別を行う手法を提案する。
具体的にはモザイクアプローチによく利用されるキーワードを含むツイートを学習させることで判別を自動的に行わせる。また同様のテストデータを用いることで提案手法の評価を行う。