7V-07
BERTによる小説の構造化手法の検討
○上間 翔,當間愛晃(琉球大)
本研究は小説から登場人物の名前や性別表現、地名といった情報を抽出して構造化を行うことによって、情報を取得しやすい形にすることを目的とする。先行研究では、BiLSTMを用いることによって構造化を行っていた。その先行研究で提案された手法では従来の手法の性能を上回っていたが、それでも性格の描写といった情報の抽出は性能が低いと評価されていた。そこで本研究では、BERTを用いることによって、先行研究の性能を上回ることを目標とする。