情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7N-02
自動着色を用いたベタ塗り画像の生成手法の検討
○川原大宗,木全英明(工学院大)
イラスト制作における色付けは複数の手順によって行われ、そのうちの1つに線画の線内を単一の色で塗りつぶす「ベタ塗り」の手順がある。この手順は単純作業であるが色付けの作業において多くの時間を要する上、現在イラストに自動着色を行うツールは一般的な手順を踏まずに色付けを行うため、中間の結果を修正することが困難であることから、自動着色によるベタ塗り画像の生成方法を確立することが必要である。
本研究では、ディープラーニングを用いて白黒漫画に自動着色を行うComicolorizationを元に、ベタ塗り画像を生成する手法を検討した。