情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7K-03
MEC向けROS2-FPGAノードの並列処理性能評価
○岡崎英佑(東海大),菅谷みどり(芝浦工大),大川 猛(東海大)
計算基盤として注目されるMEC(Multi-access Edge Computing)は,設備の面から高効率な計算機が必要であり,FPGAを使用することが望ましい.また,5G通信の商用化に伴い,MEC上で動作するアプリケーションの開発には再利用性が求められ,そのプラットフォームとしてROS 2が適していると考えられる.本研究では,FPGAを用いてPYNQ上で動作する複数のROS 2ノードを自動生成するツールを開発した.並列処理の性能評価では,自動生成した複数のROS2-FPGAノードが動作する際の総レイテンシを計測した結果などについて述べる.