今日ではさまざまな場所・場面で多種多様なロボットが利用されている。しかし、世界的にC言語・C＋＋を用いた開発を行える技術者が少ないにもかかわらず、少子高齢化や会社・工場の人件費コストの削減などによるロボットに対する需要が高まっている。本研究では、ビジュアルプログラミングであるNode-REDとC言語より生産性・可読性が高いRubyの特徴をもつmruby/cを用いて、プログラミング初心者でもロボットを開発できる組込開発環境の構築方法を提案する。また、誰でも容易に開発環境を構築する手法として、dockerを用いて、OSに依存しないアプリケーションとしての実用化を目指す。