情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7J-07
ヘテロジニアス負荷分散クラスタにおける負荷分散手法の提案
○萩原景太,菅谷みどり(芝浦工大)
近年, IoTとAI サービスで大量の処理を行うため,スケーラブルなクラウドの活用が見込まれる.クラウドでは負荷分散技術により多数のノードへ均等に負荷を分散し,高いスループットを実現する.一方,マルチクラウドやハイブリッドクラウドへの移行により,クラウド上のクラスタには異種ノードが追加され,不均一な環境が生じることが考えられる.ヘテロジニアスなクラスタではノードの性能が不均一で,現在使用されている均一な負荷分散では過負荷/過小負荷なノードが生じることが課題となる.本研究ではヘテロジニアス負荷分散クラスタにおいて応答性を向上することを目的として重み付き負荷分散を提案する.