情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7C-04
人工知能に意識を持たせる方法の一考察
○野島晋二(トゥエンティ・フォー・ストリーム)
人工知能が意識を持つかという研究は長年行われてきたが、ここでは擬似的に意識を持たせる方法を考察する。
現在のニューラルネットワークは、あらかじめ学習を行うことにより、情報の圧縮を行い、曖昧な入力にも対応することができる。
しかし、我々人間は、時事刻々と得られる情報を記憶し、処理し、それを元に行動を行なっている。
我々は、人間が注目している情報の移り変わりを意識と仮定し、それをコンピュータ上で再現することで、意識を持った人工知能が構築できないか、簡単なシミュレータを作成し検証を行なった。