情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

7B-02
横断歩道との距離と進行方向情報を用いた横断中交通事故の分析
○木平 真,萩田賢司,新井棟大,森 健二,矢野伸裕(科学警察研)
交通事故統情報や交通規制データベースはオープンデータ化されたが,うまく工夫してデータ項目を用いるには知見の蓄積が必要である.車両が,経路上に横断歩道がある道路を進行した際の,単路区間で遭遇した横断歩行者との事故を題材として,交通事故統計情報に含まれる緯度経度情報に加え,事故地点と横断歩道との距離や車両の進行方向、原票中の他の項目を用い,横断歩道に向かって走行する際と,通り過ぎた後の走行時とによる事故の発生状況の比較を想定した詳細な分析を行った.