情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6ZL-06
電子教材の閲覧データとコンテンツ内容を用いた学習者のスコア予測
○小岸沙也加(兵庫県大),峰松 翼,島田敬士(九大),川嶋宏彰(兵庫県大)
本研究では,オンライン上で講義資料を閲覧できるe-Bookシステムから得た学生の詳細な閲覧行動データを用いて,各学生の教材に対する理解度推定を行う.行動から理解度推定ができれば,小テストや定期テストの前の早い段階で学生にアプローチすることができるようになり,学生の学力向上に 繋がると期待できる.本研究では理解度を小テストの点数として,閲覧データだけでなく,実際に講義で用いられたコンテンツ内容を使用し点数予測を行う.学生の閲覧行動のみを用いる場合と,コンテンツ内容を含めた場合とで,予測精度がどのように変化するかを評価する.