情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6ZL-05
IoTデバイスを活用したフリーアドレス利用行動収集プラットフォームの開発
○松本幸大,越智洋司,井口信和(近畿大)
近年、学生が自由に学習活動を行える空間(ラーニング・コモンズ)を設置する大学が増えており、本学情報学部棟においても、フリーアドレス席を積極的に取り入れた研究エリアを運用している。このような空間では、学生の学習・研究活動は時空間的に多様となるため、その把握が重要である。本研究では、フリーアドレス座席の利用行動把握と活用支援を目的とした利用行動収集プラットフォームを開発する。本システムは、IoTデバイスをフリーアドレス席に設置し、RFIDタグやQRコードを利用した利用行動の記録とその情報を保持・共有することで、学生の多様な研究スタイルやフリーアドレスの運用実態の把握を可能とする。