6ZJ-07
水田取水口開閉監視システムにおける端末アプリの改善
○岡田周子,清間志音,吉田桃子,廣瀬 誠(松江高専)
近年農業分野におけるITの利活用が増加している. 農水省が2012年度に農業分野におけるITの利活用に関する意識や意向の調査を行った際, 利活用を望む人のうち4割を超える人が, 費用が弊害となると回答した. 我々は水位のみに限定することで低コスト化を試みている. そのような中, 我々の開発する水田取水口開閉監視システムの端末にあたる取水口開閉監視アプリにおいて, UIの管理側面の課題が生じた.それは, 大量にある水田形状データを手入力で管理していることだ. ライスフィールド有限会社(研究協力先)の水田形状データは毎年のように変更がある. 変更があるたびに大量のデータを入力するのは大変手間である. そこで一昨年度この自動化を図ったがデータの信頼性に課題が生じた. そこで本研究ではデータの信頼性を向上させ, 機能, UIの向上を図り実応用可能なスマホアプリの開発を試みた.