情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6ZF-03
自己歩容とのインタラクションによるリュックサック着用時の歩行姿勢の変化
○大柴雅基(文教大),武藤ゆみ子(玉川大),粕谷 譲(テレビジネス),山田竜平,鈴木友菜,萩原瑞貴,武藤 剛(文教大)
本研究では,日常生活の様々な場面において,自身の歩行姿勢への気づきを促し,その補正を支援できるインタフェース技術の開発を進めている.その1例として我々の提案する着用型のモーションキャプチャーとMRゴーグルを使用した自己歩容提示システムを用いて,重量物の入ったリュックサック着用時の歩行姿勢の分析を行った.その結果,リュックサック着用時においても自己歩容を視認しながらの歩行においても頭部の揺れが減少するなど,歩行姿勢に変化が見られることが分かった.このことから,我々が開発を進めている自己歩容提示システムが,重量物の入ったリュックサックの着用時の歩行においても有効であることが示唆される.