6ZD-07
フィッシング詐欺対策用ゲーム教材の制作と利用による学習アプローチの検討
○新屋那月,寺田真敏(電機大)
フィッシングを含むサイバー攻撃は継続しており、被害を抑制するための情報セキュリティ教育は急務である。本研究の目的は、正しい知識を身につけ、対処できるようになるためのゲーム教材制作を、制作過程における制作者自身の学習と、制作されたゲーム教材利用者による学習に焦点を当てたアプローチを検証することにある。本稿では、2017年から急増しているフィッシングを対象にしたシナリオ型ゲーム教材の制作を通して、教材制作者にはスキルシートでの自己評価、教材利用者にはアンケート調査によりアプローチの検討結果を報告する。