情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6ZB-08
直達日射を考慮した全天日射量からの太陽光発電の推定について
○青木泰樺,岩田耀璃,関家一雄,一色正男(神奈川工科大)
翌日の天気予報をもとに時間毎の太陽光発電量を推定できれば、デマンドレスポンス対応のエネルギーマネージメントに大きく貢献できる。
太陽光発電の推定には、過去に同じ地域・同じ季節・同じ天候で発生した発電データを用いるのが最も好ましいが、入手できるデータがあるとは限らない。
太陽光発電の推定をパネルへの入射量の推定から行うとすると、今までは宇宙空間での太陽輻射に各種大気モデルを用いて計算する手法しか試みられていないと思われる。
気象庁による時間毎の天候と全天日射量のデータは各地にあるので、直達日射を考慮してパネルへの入射量が推定できないか考察した。