情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6Y-05
無線LANにおける通信規格識別手法の検討
○佐藤文帥,佐藤宏輝,星野柊平(東北工大),髙谷将宏(エヌエスシー),松田勝敬(東北工大)
スマートフォンなどの携帯情報端末が普及したことにより無線LANの需要が高まっている.無線LANは電波を用いて通信を行っており,電波が目に見えないという性質上無線LANの利用可能エリアを把握するのが困難である.そこで無線LAN利用可能エリア可視化システムの研究・開発を行っており,これまでに測定データを基に電波強度の可視化機能を実装した.
現在はIEEE802.11axの普及が進んでいるが,無線LANには多くの規格が存在し利用されている.そこで無線LAN利用可能エリア可視化システムに無線LANの規格の情報も表示させることを検討した.スマートフォンなどの携帯情報端末で無線LANの規格情報も識別し収集するアプリケーションを開発した.