情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6V-05
自然言語処理を用い日本語文章に対応したピクトグラムデザイン生成システムの提案
○廣橋宣汰,小坂洋明(奈良高専)
現在,ピクトグラムは示す意味が正しく伝わらないことや一つのピクトグラムに対し複数の意味で理解されるといった問題を抱えている。その理由として,ピクトグラムが単語から作成されていることや,意味を伝えるには適していないデザインだからと考えた。本研究では,分かりやすいピクトグラムデザインを文章より自動で作成するシステムを提案する。手法は,自然言語処理を使用し文章を単語に分別しそれぞれの単語から連想されるピクトグラムを出力する。複数出力されたピクトグラムを一枚の画像に画像編集することで文章からピクトグラムが作成できるシステムを構築した。その結果, 簡単な1文におけるピクトグラムデザインの生成に成功した。