情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6S-09
感染症数理モデル(SIR)によるCOVID-19感染周期の適応研究
○河合英俊(放送大),河合美香(慶大)
2020年1月から始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の波が現在も、日本においても感染拡大収束が続いている。
本研究は、COVID-19の当初は、流行予測としては,常微分方程式系による SIRモデル等が流行予測のモデルとして数多くある。しかしながら、SIRでの流行予測は、100年前の住環境で集団内の人の移動が無く感染拡大収束を微分方程式でシミュレーションしたものである。このため、人の移動がある現在での集団としての流行予測は困難である。
そこで、本研究は、COVID-19の新規感染者数データから、COVID-19感染拡大収束周期の第1波から第7波を感染症数理モデル(SIR)でシミュレーションして、第1波から第7波までのCOVID-19感染力と感染期間を算出した。