6R-04
構造物の3Dモデルを用いた3次元再構成のための最適撮影計画手法に関する基礎検討
○藤井美穂(福岡工大),山崎賢人,岡原浩平,都丸義広(三菱),前原秀明(福岡工大)
建設現場におけるICT化によりSfM/MVSが起工測量など様々な場面で活用されている.しかしSfM/MVSにより再構成されている対象物は入力画像に依存するため,ユーザの所望したとおりに再構成されない可能性がある.空中写真測量では,立体的かつ複雑な構造物に対しては有効な手法とは言い難い.このような背景から撮影位置および撮影経路を事前に計画する最適撮影計画手法が提案されている.本研究では,建設現場に適した最適撮影計画手法を模索するために,適用シーンが近い既存手法をもとに,一部機能を拡張した手法を用いて検討を開始した.本稿では,拡張手法を基に屋内で簡易的に評価し,評価に対する考察について述べる.