情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6L-02
インタプリタとコンパイラ生成コードの対比によるコンパイラ実行時環境理解支援ツール
○李 志弘,小宮常康(電通大)
高級言語の処理系の学習において、まずインタプリタを通して言語のモデルを理解し、次により高性能なコンパイラや実行時環境(制御スタックの利用法等)を学ぶことが多い。この際学習者はインタプリタを通して学んだ言語モデルを頭に思い浮かべながら実行時環境を理解しようとする。そこで本研究ではScheme言語のインタプリタの実行を手本として示しつつ、同時に実行時環境の実行の様子も示すことで、コンパイラ生成コードの理解を支援するツールおよびそのツールを作るためのフレームワークについて提案する。