情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

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オブジェクト指向プログラムにおける実行時ログの3次元表現とその操作
○鮎川拓実,深澤良彰(早大)
 実行時ログは有用なデータであるが大量の変数の変遷を表す場合、ログが長くなり理解が困難な点がある。また、近年オブジェクト指向プログラム、UMLが普及してきており、ログを理解するためにはクラス図、ソースコード、ログの対応も必要となる。そこで本研究では、実行時ログの理解容易性の向上および、クラス図、ソースコード、実行時ログの一体的表現の実現の達成を目的とする。その際に、より多くの情報を直感的に表現できるVR技術を利用する。特に本研究では、使用頻度の多い条件分岐、ログが長くなる大きな要因の繰り返し処理、オブジェクト指向プログラムを理解する際に有用なクラス図の3次元表現について考える。