情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6H-02
個別特性に合わせたロボットとメタバースを活用した障がい児学習支援システムの一検討 - コミュニケーションロボットとバーチャル空間の特性を活用する教育効果の検証 -
○亀田多江(創価女子短期大),市村未夏(エントランス池袋教室),市村 洋(M2M・IoT研究会)
発達に支援が必要な子どもが集中して学習に取り組むためには、個別の特性に合わせた支援が必要であるが、教育現場では十分な人手を確保するのが困難である。本研究では、放課後デイサービスで個別支援を重ねてきた事例を整理分析し、個別の特性に合わせた支援システムを、コミュニケーションロボットとメタバースを活用して提案する。試作システムにおいては、漢字とプログラミング学習に着目し、視覚・聴覚・運動の優位特性に合わせた学習法を、子どもの嗜好性に合わせて謎解き・パズル・シューティング形式で表現することで集中力を高められるようにする。試作システムを構築し実施評価をすることで、コミュニケーションロボットとバーチャル空間の特性を活用する教育効果を検証する。