情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

6C-04
畳み込みニューラルネットワークと再帰型ニューラルネットワークを用いた頚椎骨折検出手法の提案
○北村順平,石原正樹,馬場孝之(富士通)
頚椎外傷において適切な初期治療を行うためには頚椎骨折の診断が重要となる。CT検査は頚椎骨折の疑いのある患者に対する標準的な検査であり、迅速かつ正確な診断が求められる。本研究では、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)と再帰型ニューラルネットワーク(RNN)を統合した頚椎骨折検出手法を提案した。実験により、3次元のCNNによる骨折検出が難しい場合であっても、本提案手法により効果的な検出が可能であることを確認した。