情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

5ZB-07
地域コミュニティの活性化を目的とした位置情報SNSに関する研究
○笠原裕希,松井加奈絵(電機大)
現在,都市近郊の地域では都市部で働くサラリーマン世帯の増加により,日中の人口が減少している.このような現象により町会・自治会といった従来型の地域コミュニティの参加率は減少傾向にある.地域コミュニティは災害時において住民の安否確認や初期救護活動,情報の伝達,避難所の運営において重要な役割を果たしている.在住地域の滞在時間が減少している現代社会において,現住地に依存しないコミュニティの形成,コミュニケーションのサポートが必要だと考える.本研究では,スマートフォンにおける位置情報を利用した地域に着目したアプリケーションを提案,インターフェースを作成し,地域コミュニティの活性化に寄与できるか検証を行った.