情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

5Y-04
森林内における音源位置特定のためのセンサノード配置概形の推定システムの提案
○石橋龍一,塚田晃司(和歌山大)
近年,野生動物問題や,遭難者探索のため,森林内での運動体の位置把握が必要とされている.森林内には通信環境などの観点から既存の通信インフラが利用できない地域が存在する.そこで,対象物に発信機をつけず,センサネットワークと対象物が発する音を利用した運動体の位置推定手法を考えた場合,センサノードの座標が既知であることが必須である.本研究では,センサノードから音を発生させ,ノードの位置関係を推定する手法を提案する.用いるセンサノードには、スピーカーとマイクロホンアレイが搭載されており,無線接続されている.発生音をノードで計測し、音源到来方向の計算を行うことで、センサノードの位置を推定する.