5U-02
3次元姿勢推定による警察官の手信号認識の学習データ量の削減
○手塚 悠,河野浩之(南山大)
カメラ映像から警察官の手信号をリアルタイムに認識する研究を実施する. 骨格座標推定システムを用いて体の各部位の3次元骨格座標を取得し, 取得した座標データと座標の時系列データを駆使して手信号の分類を行う. また, 3次元座標データから体の向き(角度)を検出する. 次に体の全部位に算出した角度だけ回転処理を施すことで常に正面を向いた時と同じ座標として利用できるようにし, 学習にかかるデータ量を削減しつつあらゆる方向からの動作の認識の実現を目指す. 動作の分類にはディープラーニングを用いて高精度な分類の達成を目的に研究を行う.