5U-01
安価な筋電センサによる食感の異なる複数食品のカテゴリー分類
○野首優斗,河野浩之(南山大)
食行動の質が下がると, 健康に影響を与える可能性がある. 食行動に関わる要素として, 摂取タイミング, 食品カテゴリー, 食物量, 咀嚼のバランス等がある. 本研究で着目する食品カテゴリーの中の食感情報は, 現状, 中身は, 断片的なことしか分かっていないブラックボックスではあるが, 様々な食感を咀嚼することは, 幅広い効果を発揮する. 実際に, 弾力性等の食感をもたらすチューインガムは, 噛むと脳が活性になることが科学的に証明されている. 本研究では, 力学的な特性を示す筋電センサに着目し, 安価な筋電センサを使用する. これらにより, 安価な筋電センサで, 高い精度で食感の異なる複数食品のカテゴリー分類できることを目的とする.