情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

5R-06
指関節の距離と角度による指文字認識手法の検討
○山口陽功,増田健志,澤野弘明(愛知工大)
本研究では,指関節の距離と角度による指文字認識手法を検討する.まずWebカメラから得られた画像から,Media Pipeで手を検出し,指関節の骨格座標を取得する.指関節の骨格座標を基に,教師あり機械学習モデルSVMにて指文字の判別を行う.SVMの学習データには手首から手の指の先や隣り合う指同士などの距離と,手首や指の第二関節などを基準とした指関節の傾きの角度を用いる.手の形を静止して表現する指文字41種類について,動画投稿サイトに投稿されている指文字学習用の動画を基に評価実験を行った.正検出率が41文字中96¥%以上の文字が40,85¥%以上の文字が1という結果が得られた