情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

5R-05
2台のLeap Motion を用いた指文字認識に関する研究
○飯島 健,浜田宏一,荒井正之(帝京大)
指文字は手話の一種であり、50音の1つ1つを指の形として表現するものであるが、指文字を理解できる人は少ないため、コンピュータによる支援が求められている。本研究では、非接触ハンドトラッキングセンサであるLeap Motionを用いて各指の関節位置を取得することで、指文字を認識できないか検討を行った。1台のLeap Motionを用いた認識実験の結果、オクルージョン等の影響により、正しく指文字が認識できない場合があることが判明した。そこで、Leap Motionを2台用い、別々の角度から指を認識することで、認識制度の向上が計れないか検討を行ったので報告する。