5Q-03
歪んだ2次元コードの復号における組合せ最適化手法の改善
○濵田悠樹,若松健斗,新川翔貴,鞍津輪一希,比良祥子,小野智司(鹿児島大)
2次元コードは,従来の1次元コードと比較して多くの情報を格納できることから,生産や物流,販売等の幅広い分野において活用されている.しかし,均一でない複雑な幾何歪みを含む2次元コードを復号することは困難である.先行研究ではソーベルフィルタで検出したエッジに対して組合せ最適化を行うことで,検出したエッジが2次元コード内のどの位置に存在するかを推定し復号を可能とした.本研究ではエッジ検出手法の変更や最適化手法の改良を行い,復号精度向上や処理時間短縮を試みる.