情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

5P-01
グループ間対戦が疎である場合にも適用可能なイロレーティングシステムの開発
○道林源輝,伊庭野健造,上田良夫,Heun Tae Lee(阪大)
イロレーティングシステムは対戦型の競技において、競技者の実力を表現するために使われる指標の1つである。このレーティングシステムでは1つのグループ内での競技者の実力を相対評価することは可能であるが、複数のグループが存在し、かつグループ間での対戦が疎である場合には、グループ全体を合わせた時の競技者の実力を正しく表現できないという問題点がある。この問題点を解決するために、本研究では拡張イロレーティングシステムの開発を目指した。本研究で考案した手法は複数のグループが存在し、かつグループ間での対戦が疎である場合においても、競技者の実力を高い精度で表現した。