情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

5D-02
地域活性化のためのxR技術を多面的に用いた地域遺産再現システムの研究開発と評価
○三代沢正,橋本幸二郎(公立諏訪東京理科大),永友康仁(あたらよソフトデザイン),内堀法孝(UNYdesign)
諏訪大社上社周辺の観光資源や歴史を知って興味を持ってもらい地域活性化を図るためため、かつて上社周辺に存在していた遺跡(神宮寺)をAR・VRの技術を用いて復興させることを目指した。上社周辺まちづくり協議会の依頼より、上社周辺にかつて存在していた、普賢堂と五重塔をAR・VRのシステムを用いて復元させる。ARシステムでは、現地で端末をかざすとかつての遺跡が確認できる位置情報型とマーカー型ARを開発した、VRシステムでは、普賢堂と五重塔が存在していた頃の町並みを再現し、バーチャル世界で遺跡を確認できるシステムを作成する。またそのような地域遺産をスマホで案内するエアタグシステムを開発し多面的に地域遺産を体験できるようにし、ログやアンケートにより評価を行った。