情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4ZM-06
生活空間における高齢者の視覚機能シミュレーションの開発と評価
○宮下恵未里,長谷川つばさ,川合康央(文教大)
日本では2025年をピークに75歳以上の高齢者の割合が増え続けていくと言われ、社会問題の1つとして度々議題に上がっている。人間の身体の機能は主に40歳を迎えると共に低下していくと言われており、その中で視覚に関する機能は日常生活を送る中で重要な機能の1つであるが、実際にどのように低下し変化していくのかイメージがしづらく理解を得られないことも多い部分でもある。その中で視覚機能の低下の主な症状の3つである、視野が狭く歪んで見える、黄味がかって見える、ぼやけて見えるという部分に焦点をあて、視覚機能が低下している高齢者の生活風景を3Dマップでの立体的な空間を用いて体験及び理解してもらうことを目的とする。