情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

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転倒リスク予測のための問診票アプリケーションの開発
○唐川 遥,池田愛恵(九産大),藤野友和,神屋郁子(福岡女子大),下川俊彦,榊 泰輔(九産大)
高齢者の転倒事故を予防するためには、転倒の予測が重要である。転倒予測には鳥羽研二氏が考案した「転倒スコア」を問診で集める方法がある。これは、22の問診項目に対して点数付けをし、合計点から転倒のリスクを計算するものである。過去の研究ではこの問診データを用いて転倒予測がなされていた。本研究では、問診データを定期的に収集し、蓄積、分析することで、より高度な予測に取り組む。そこで、問診データを定期的に収集するため、高齢者がスマートフォンやタブレットを利用し、日常生活の中でデータを登録できるような問診票アプリケーションを開発する。