4ZK-05
リアルタイムセッションが可能なVRステージの研究
○帶刀方矩(電機大)
近年、コロナウイルスの影響で観客を含めたライブが中止、あるいは観客の人数を減らした形での開催になっている。一方で家にいながら旅行の体験ができるなど、VRを利用したサービスの需要が高まっている。本研究では演奏者と観客全員が遠隔から参加できるステージを仮想空間上に構築し、実際のライブに近い環境を再現することを目標に、まずは演奏音を共有するシステムを開発した。このシステムを用いて演奏したところ大きな遅延が発生してしまった。そのため現在はどの部分で遅延が発生しているか調査し、改善できる点があるか検討している。