情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4ZK-04
VR内の摂食行動時に3Dモデル解像度が味覚に与える変化の調査
○渡辺友里恵,田口太陽,石川知一(東洋大)
人間が食事をするとき,五感をすべて活用して食べ物を味わっている。視覚・触覚・聴覚と味覚によるクロスモーダル現象を用いた研究は多くなされている。また,VR技術を使って視覚と味覚の関連性を調べた研究も近年増加している。本研究では3Dモデルの詳細度に着目し,HMDを装着した状態で食品の3Dモデルのポリゴン数の増減・テクスチャの変化させることで,食べたときの味や食感が変化するかを実験・検証する。明確な有意差は確認できなかったが,食感の変化については有意傾向にあった。