4ZJ-08
ボールが転がる3Dアニメーションを用いたプログラムの実行状況の可視化システムの開発
○吉良卓敏,六沢一昭(千葉工大)
本研究の目的は、プログラムの実行状況を、ボールが転がる3Dアニメーションを用いて可視化するシステムの開発である。
本システムは玉転がしの玩具の仕掛けから着想を得たものである。玉転がしの玩具には、ボールを麓から上部に跳ね上げ同じコースを繰り返し転がす仕掛けや、可動式の仕切りによってボールの経路を分岐させる仕掛けがある。これらの仕掛けとプログラムの制御構造との類似点に着目した。プログラムの全体を玉転がしのコースに、実行の流れをボールの流れに置き換えてプログラムの実行状況を表現する。
本システムの使用により、プログラミングへの娯楽性の付与が期待できる。