4ZJ-02
時系列データを用いたブロックプログラミング初学者の陥りやすいパターン分析
○布目咲梨,藤原賢二(東京都市大)
本研究では,小中学生を対象としたブロックプログラミングワークショップを開催し,著者らが開発しているmicro:bitを対象とした履歴収集システムを用いて,初学者が実践的な課題を行った際の開発履歴(時系列データ)の収集を行い,開発履歴を用いて初学者の陥りやすいパターンの分析を行った.不特定の小中学生16名を対象に実践的なブロックプログラミング課題をこなす実験を行った結果,時系列データより「1つだけあれば問題ないブロックを複数回作成する」,「不要なブロックの使用をする」,「接続と接続解除を瞬間的に繰り返す」という3つの行動パターンを確認することが出来た.