情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4ZG-05
ストライプ状LED群の3次元位置推定手法における課題の検討
○秋山凜太朗(法大),伊藤弘大,伊藤雄一(青学大),小池崇文(法大)
視覚的に画像情報を表示するディスプレイとして,フレキシブルなディスプレイが提案されている.ストライプ状LED群を用いたCoiLED Displayと呼ばれるフレキシブルディスプレイは,物に巻き付けて使用する.CoiLED Displayに画像を表示するためには,物に巻きつけた際,LEDの位置を推定する必要がある.著者らの研究グループでは,Structure from Motion(SfM)によりLEDの3次元位置関係を推定するシステムを提案しているが,LEDの位置推定精度が低い課題があった.本研究では,この課題の原因を検討した.LEDの位置推定ができないのは,画像特徴量の少なさや対応点が正しく取れていないことによりカメラ位置推定ができていないことが原因だと考え,実験を行った.