情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4ZG-01
形状記憶合金の微小振動現象を利用したバイブレータの開発
○中條 崇,澤田秀之(早大)
スマートフォンやスマートウェアラブルデバイスの普及に伴い,軽量かつ小型で,省電力駆動が可能なバイブレータが求められている。形状記憶合金ワイヤは相変態を伴う温度上昇・低下によってそれぞれ収縮・弛緩することで微小振動し,小さな体積で強い力を発生させることができる。本論文では,この形状記憶合金の微小振動現象を利用して可動子を往復運動させることで振動を提示するバイブレータを提案し,その電力と加速度の測定と評価を行う。