情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4ZB-07
ウェアラブルデバイスを用いた乳幼児のコンテクスト検知
○小野寺文香,瀬崎 薫,西山勇毅(東大)
近年、核家族化や女性の社会進出による共働きの増加により、子育て環境が大きく変化している。そのため、育児の負担軽減や支援が社会的な課題となっている。本研究では、育児負担の軽減・効率化を目的として、装着型デバイスを用いた乳幼児のコンテキスト認識技術の開発を行う。乳幼児の胸部にウェアラブルデバイスを装着し、デバイス内に埋め込まれたモーションセンサ、生体センサを用いて乳幼児のデータを収集する。その収集したデータと機械学習を用いることにより、「ハイハイする」、「寝返りをうつ」、「抱っこをされる」等の乳幼児のコンテクストの検知モデルを構築する。