情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4ZB-05
スマートフォン依存患者の操作姿勢推定と睡眠習慣分析への応用
○舟橋侑矢(早大),浜村俊傑,米山暁夫,本庄 勝(KDDI総合研究所),小林七彩,治徳大介(東京医科歯科大学病院),内田真人(早大)
近年、スマートフォン依存が社会的な問題になっている。またスマートフォン依存の状態と睡眠習慣には密接な関係があるといわれている。睡眠習慣の分析には通常ウェアラブルデバイスが活用される。しかし、ウェアラブルデバイスでは睡眠習慣に関連したスマートフォン依存の状態を把握できない。そこで本研究では、スマートフォンのログデータからスマートフォン依存と睡眠習慣の関係を見出すことを目的とした分析手法を提案する。特に本手法ではログデータから推定されたスマートフォンの姿勢情報を活用する。本手法の有効性は、実際にインターネット依存外来に通院している患者を対象としたケーススタディによって検証された。