4V-06
Watson Assistantを用いたサイトレビューによる参考書の難易度推定手法
○ムハンマドファウザン マーフー(電通大)
参考書の推薦システムでは、ユーザと最も適している参考書を推薦することが目的である。ユーザの知識レベルより高い参考書を推薦しまうと、ユーザがその参考書を理解できない可能性があり、時間が無駄になってしまう。そのため、参考書を推薦する際に、ユーザが望んでいる難易度を理解し、参考書の難易度データベースから適している難易度を持つ参考書を勧めた方がよい。しかし、手動で多くの参考書の難易度データベースを作成するために手間がかかるため、自動的に難易度データを生成するのが望ましい。本研究ではAmazonなどのECサイトに搭載している参考書のレビューを分析し、その参考書の難易度を推定する手法を導入する。ECサイトレビューはIBMで提供している自然言語処理サービスのWatson Assistantで分析し、ある参考書の難易度スコアを計算する。