4U-07
インターロックと移動方向を考慮した平面分割パズルの生成
○本郷元優,北 直樹,斎藤隆文(農工大)
インターロッキングパズルは、パズルを完成させるとピース同士がかみ合って固定されるという性質を持つパズルである。その性質上、手作業での設計が困難なため、自動生成するアルゴリズムが考案された。しかし、プログラムへの入力はパズルの形とピースの数に限られ、パズル作成者は解法に関与できない。本論文では、より制作者のイメージに近いパズルを設計するために、ピースの移動方向を制作者が指定できるインターロッキングパズルの生成手法を提案する。パズルの周囲に動かない壁を配置することで、移動方向の指定とインターロックを同時に満たすパズルを生成できる。